シルバニ村♪開村計画!!

62*ネズミ(白耳)の赤ちゃん

お月様の金色クッキー

森のおはなし ネズミ(白耳) 赤ちゃん 

森のおはなし ネズミ(白耳) 奥付 

星のきらめく夜。 金色のお月様が、シルバニア村を静かに照らし、
子ども達は、そろそろベッドに入る時間です。
ネズミさんの家では、赤ちゃんが二階の窓に登って、じっと外を眺めていました。

教会の高い屋根の上にぽっかり浮かぶ、お月様を見つめていたのです。
「大きなクッキー、食べたいな。」
金色でまんまるいお月様は、とても美味しそうなクッキーに見えました。
あんなに大きなクッキーを両手で抱えて、ほおばれたら…。
想像するだけで、お口の中が甘くなってきます。

その夜、赤ちゃんは大きなクッキーのことを考えながら、ベッドに入りました
翌日も赤ちゃんは、また窓に登りました。 そして、月を見たとたん、
「ああっ
小さな叫び声をあげてしまいました。 大きなクッキーが、少しかけています。
「誰かがかじっちゃった
これは大事件です。

次の夜も、赤ちゃんは、急いで窓に登りました。
金色のクッキーは、また少し小さくなっています
このままじゃ、誰かに全部食べられちゃう。もう、がまんできません。
赤ちゃんは、クッキーをもらいに行こうと決めました。

こんなに遅くなってから、一人で外に行くのは初めてでした。
でも、赤ちゃんは金色のクッキーを食べたい一心で、教会の方向に走りました
ところが、教会まで行ってみると、クッキーはそこに無くて、
どんぐり山の上に動いているではありませんか。
「あんなに遠くに行っちゃった。」
赤ちゃんは、夢中でどんぐり山へ登っていました。
大きなクッキーは、金色に輝いて、赤ちゃんの足元を照らしてくれます。
でも、歩けば歩くほど、クッキーは、逃げて行ってしまうようです。
とうとう、赤ちゃんは泣き出してしまいました。

その時、ネズミさんの家では、赤ちゃんがいなくなって、大騒ぎ。
村の仲間達が総出で、赤ちゃんを探していました。
そして、聞こえてくる泣き声を頼りに、どんぐり山への道を登って
行ったネズミさんが、赤ちゃんを見つけたのです。
「ああ、赤ちゃん、見つかって良かったわ。」
お母さんは、しっかり赤ちゃんを抱きしめてくれました。
みんなも、赤ちゃんが無事に帰ってきて、一安心です。

家に帰った後、「どうして、どんぐり山に登って行ったの
お母さんに聞かれて、赤ちゃんは、
「クッキーがね、ほしいの。」
と、答えるだけ。
お父さんもお母さんも、わけがわかりません。
その時、なにげなく窓から外を見たネズミ君が、
「わかった
と、月を指差しました。
「きっと、赤ちゃんは、あのクッキーがほしかったんだよ」
そして、どんぐり山の上の月を見て、みんなもやっと、
赤ちゃんの考えていた事がわかったのです。
「じゃあ、赤ちゃんのために、お月様を作ってあげましょうね。」
お母さんが言いました。

次の日、お母さんはパン屋さんの特大オーブンを借りて、
大きな大きなクッキーを焼いてくれました
ミルクと卵とバターをたっぷり入れた、お月様のように金色のクッキーです。
「さあ、赤ちゃん、お月様のクッキーよ。」
「わあい。ありがとう。」
両手に抱えきれないほどのまん丸いクッキーをもらって、
赤ちゃんは世界中の誰よりも幸せでした。

ネズミクッキー

おしまい

《こちらに載せているお話は、原文とは異なり、内容をご紹介するものです。》

写真が遅くなりました…

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コメントコメント


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お月様クッキー♪

私の頭の中でもやっぱりムーンライトでした

ゆき | URL | 2013/07/12 (Fri) 10:29 [編集]


♪ゆきさんへ

やっぱり、ムーンライトですよね~♪

実際に写真を撮ってみたら、ちょっと大きすぎたけど…。
あんなに大きなオーブンはないですものね…(笑)

美味しくいただいちゃってま~すe-251

ひろり~ず | URL | 2013/07/13 (Sat) 23:45 [編集]


 
 

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