シルバニ村♪開村計画!!

63*ネズミ(白耳)の双子の赤ちゃん

なきむしちゃん、きかん坊ちゃん

森のおはなし ネズミ(白耳) 双子ちゃん 

森のおはなし ネズミ(白耳) 奥付 
ネズミさん一家の双子ちゃんは、本当にそっくりです。
でも、顔は同じでも、性格はまったく反対なのです。

ある日、お母さんは、双子ちゃんを赤ちゃん広場に連れて行きました。
みんなで遊び始めてしばらくした頃。
「えーん、えーん
遊び場のほうから泣き声が聞こえてきて、お母さんは、
急いで様子を見に行きました
そこでは、双子ちゃんの片方が、つり橋をブンブンゆらして、
他の赤ちゃん達を怖がらせています

お母さんは、あわてて赤ちゃんを押さえました。
でも、この赤ちゃんはお母さんに叱られても、ぜんぜん平気です。
今度は、ブランコをゆすり始めました
その時、また、
「えーん、えーん
赤ちゃんの泣き声がしました。
お母さんが、走って行ってみると、双子のもう一人の赤ちゃんが、
砂場で泣いています。
砂の山が崩れたのが悲しくて、涙が出てきてしまったのです

ネズミの双子の赤ちゃんの片方は、村一番のきかん坊。
もう一人は、おとなしい泣き虫ちゃんなのです。

そんなある日、お母さんは、双子ちゃんを連れて、木いちご林に行きました。
「これで、美味しいパイを作ってあげるわね
お母さんは、双子ちゃん達に話しかけながら、木いちごを摘みました。

その時、「あっ」お母さんがくぼみに気付かず転んでしまいました。
「あ、いたたた…。」
お母さんは足をくじいて、起き上がれなくなってしまいました
お父さん達は、畑で仕事をしているし、子ども達も学校へ行っている時間です。

お母さんは途方にくれながら、痛い足をさすっていました。
ところが、きかん坊の赤ちゃんは、お母さんの痛そうな顔を見ると、
そばに来て、一緒になって、足をさすりはじめました
もう一人の赤ちゃんは、泣き出すかわりに、よちよちと歩き始めました。
どうやら、赤ちゃんは、村の方に向っているようです。

なきむしの赤ちゃんは、一生懸命歩いて、たいこ橋のところで、
アライグマのお母さんに会えたのです

赤ちゃんはアライグマさんのスカートをひっぱって、
お母さんが倒れているところまで連れて行く事ができました。
助け出された後、ネズミのお母さんは、
「ありがとう、赤ちゃん達
と言って、ふたごちゃんを抱きしめました。すると、泣き虫の赤ちゃんは、
お母さんの包帯だらけの足を見て泣き出し、きかん坊の赤ちゃんは、
残りの包帯をクルクルほどいて遊び始めました
「こらこら、もう、泣くのも、いたずらも、やめなさい。」
お母さんは、慌てて言いました。
でも、本当は、きかん坊ちゃんは、とっても優しくて、泣き虫ちゃんも、
勇気がある事をお母さんは、ちゃんとわかっているのです

おしまい


《こちらに載せているお話しは、原文とは異なり、内容をご紹介するものです。》

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