シルバニ村♪開村計画!!

66*イヌの男の子

給食がいちばん

おはなし イヌの男の子 1 

シルバニア村の学校が始まって何週間かたったある日、
先生がこんな質問をしました。
「みんな、学校にもだいぶ慣れてきたと思うけど、何の時間が一番好きかな
「はい僕はかけっこです」  と、ネコくん。
「私は音楽」  と、イヌちゃん。
ほかにも、地図の見方、野菜の育て方、絵、いろいろな意見がでました。
ひときわ元気よく手を上げたイヌくんが、
「はい僕は給食が好きです
と、答えると、みんなは、どっと笑いました。
「あれ給食が好きなんて、おかしいかな」
と、イヌくんも照れ笑い

でも、ある日、イヌくんが、(そろそろ給食の時間だな)
と、考えている時、先生に名前を呼ばれてしまいました。

 おはなし イヌの男の子 2

「イヌくん、この答えがわかるかな
「えはい、ええと…今日の給食はミケネコさんが作ったサンドイッチだと思います」
「イヌくん、今は算数の時間だよ。」
教室の中は大笑い。 とんだ失敗に、イヌくんはしょんぼり
その日ばかりは、給食もあまり美味しくありませんでした。
(もう、給食の事は考えないようにしよう)

それからのイヌくんは、友達が給食の話をしていても、
「ぼくは関係ないよ」
と、つめたい答え。
そのうえ、初めて給食を残しました。
大好きな給食を我慢して、そのぶん勉強を頑張ろうと思ったのです。

ところが、給食の事を忘れるようにしてから、失敗してばかり。
イヌくんは、すっかり自信を失くしてしまいました。
学校の帰り道、とぼとぼ歩いていると、
どんどん橋のたもとでミケネコさんに会いました。
「おや、イヌくん元気がないね」
イヌくんは、今までのことをミケネコさんに話しました。

するとミケネコさんは、
「学校の給食が始まってから、パンを作る係の僕は、
大張り切りなんだよ。もちろん、おかずを作るシマリスさんも、
材料の野菜を作る村の仲間みんながそうさ。
みんなの一番の願いは、子ども達が給食を喜んで食べて
元気に学校に通う事なんだ。」
と、イヌくんをはげましてくれたのです。
「給食が一番好きだなんて、なにより嬉しいね。
夕方、空っぽのカゴを返してもらうのが一番の楽しみだよ」
そう言われると、イヌくんも元気が湧いてきました
「うん、わかった。僕も頑張るよ
と、ミケネコさんに約束したのです。

翌日の算数の時間、イヌくんは、“36-17”の計算を一番早く答えました。
「だって、給食のパンが36個あって、子どもが17人居たって考えれば簡単だよ。 
残りは19個。あと1つずつわけて、先生にも2個。
みんなが2こずつ食べられます

体育の時間のかけっこも、イヌくんが一着。
「給食のおかげで元気が出たからだよ
みんなに褒められて、イヌくんは嬉しそうに言いました。

『ぼくの学校』という作文も、給食の事を書いたイヌくんが最優秀に選ばれました。
「イヌくんて、すごいね。」
「イヌくんは、勉強もスポーツも得意だけど、その中でも何が一番好きなの
友達に尋ねられて、イヌくんは意気揚々と答えました。
「なんといっても、僕は給食が一番好きだね」

おはなし イヌの男の子 3

おしまい

森のおはなし イヌ 奥付  

《こちらに載せているお話は、原文とは異なり、内容をご紹介するものです。》


また、更新が滞ってしまい、さすがに気持ちがへこんでしまいそうでしたが、
家族の助けもあり、無事に再開できました

やっぱり、シルバニア大好きな、ひろり~ずです
更新しているかな…と、来てくださっていた皆様、
忘れないでいてくださって、どうもありがとうございました

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