シルバニ村♪開村計画!!

71*クマのお母さん

71*お母さんのお昼寝
森のおはなし クマ 母


 「ふぁ~あ」
クマのお母さんが、今日25回目のあくびをしました。
寝不足で、とっても眠かったのです。
森のおはなし クマ 母 2
クマのお母さんは、とっても働き者で、いつも忙しくしているのが大好きなのです。
昨日は夜明け前に起きて、子ども達と山に木の実を採りに行き、とれたての木の実で朝ごはんのパンを焼きました。
ごはんのあとは、家事に、森のマーケットのお手伝い、それから、庭の手入れ。
午後は赤ちゃん広場へ行ったり、野菜の収穫もしました。

森のおはなし クマ 母 3
夕方、マーケットのテラスで、ウサギさんと少しおしゃべりしてから、晩ごはんの支度。
子ども達が寝た後も、夜遅くまで縫い物やパッチワークをしていて、少ししか寝ていません
そして、今朝も早くから起きて、ぱたぱた忙しくしていたのです

「ふぁ~あ、今日はなんだか頭がぼんやりしているわ」
お母さんがそう言うのを聞いて、クマちゃんとクマくんが、お昼寝をすすめました。
そこで、クマさんは、夕方までお昼寝をすることにしました。
赤ちゃんは赤ちゃん広場、お父さんはマーケット、クマちゃんとクマくんはキラキラ湖へ遊びに出かけていきました。

クマさんが、ウトウトしかけた時です…
パターンと大きな音がして風で寝室の窓が開きました。
窓を閉めようとして外を見ると、洗濯物のタオルが風に飛ばされています
急いでタオルを追いかけて、裏庭のすみで拾おうとすると、タオルの下に失くしたと思っていたブローチがありました

ところが、クマさんがブローチを手に取ろうとした瞬間、白い鳥がくちばしでブローチをはさんで飛び立ってしまいました。
クマさんは走って、鳥を追いかけました
いこいの林の、木の梢にとまっていたところで追いついて、
「ブローチを返して
と、叫ぶと、鳥はびっくりしてブローチを落として、どこかに飛び去りました。
クマさんがブローチを拾い上げながら、ふと足元を見ると、めずらしい花が咲いています。
クマさんは、ずっとその花の苗を探していたのです。
「こんなところに咲いていたのね
クマさんは、その花を一株、そうっと掘りおこして、両手で包みました。

いこいの林に座っていると、せせらぎ川をわたって涼しい風がふいてきます。
クマさんは気持ちがよくなって、そのままそこで眠り込んでしまいました

やがて空に夕焼けがひろがって、キラキラ湖で遊んでいたクマちゃん、クマくんも、お家に帰る時間になりました。
そして、いこいの林を通りかかった二人は、木陰で寝ているお母さんを見つけてびっくり。
森のおはなし クマ 母 4 
家でお昼寝をしていたはずのお母さんが、どうしてこんなとこに寝ているのか、さっぱりわかりません。
「いくら忙しいのが好きなお母さんでも、寝ている間くらいじっとしていればいいのに」
と、顔を見合わせました。
でも、お母さんは、ブローチと花の苗をしっかり握って、とても幸せそうに、ぐっすり眠っていたのでした。

おしまい
森のおはなし クマ 母 5 

森のおはなし クマ 母 6 

《こちらに載せているお話は、原文とは異なり、内容をご紹介するものです》

いこいの林で、お昼寝なんて…なんだか心地よさそうでうらやましいなぁ~
それにしてもクマさん、忙しそうな毎日ですねぇ

シルバニ村のクマさんのお家は、まだ決まっていないのですが、クマさんパパは村長さんだから、村役場に住んでてもいいいいのかな…
キラキラ湖から帰ってくる途中にいこいの林があるということは、確かに役場のあたりでもですね。
シルバニ村の役場は、緑の丘の大きなお家を使うので、住宅兼用にしてしまおう





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