シルバニ村♪開村計画!!

19*アライグマのお父さん

お人形ときたら…次は、森のおはなしです

きえたピーマン

森のおはなし アライグマ父 

森のおはなし 奥付

アライグマさんの野菜畑には、どこよりも見事な野菜が実っています。
アライグマさんは、野菜作りの名人と、たちまち村の評判になりました。

そこで、アライグマさんの歓迎会も兼ねて、村の仲間達で
野菜料理のパーティーを開くことになりました。
みんな、大張り切りです。

そんな中、なぜかアライグマのお父さんには、元気がありません
実は、アライグマさんは、世界中のなによりもピーマンが嫌いだったのです
ピーマン料理が出てきたら、どうしよう…今さら嫌いだなんて言えないし…。

パーティーの2日前、アライグマさんは、しょんぼりと畑に座り込んでいました
「野菜作りの名人がピーマン嫌いだなんて…。」
その様子を木陰から見ていたアライグマの男の子と
女の子は、ひそひそと相談をしました。

次の朝、大騒ぎが起こりました
夜の間に村中のピーマンが1つ残らずなくなっていたのです。そして、
『ピーマンはいただきます。ようせい沼のようせいより』
という置き手紙がありました。

大人も子どももみんな集まって、わいわいがやがや…
「どうしよう、野菜パーティーは明日なのに…
騒ぎの中、アライグマの子ども達だけが、みんなからそっと離れていきます。

アライグマさんは、そんな2人を見て、「おかしいぞ」と思い、あとをつけました
2人が行ったのは、滝のそばの洞窟でした。
洞窟の奥にはピーマンが山積みになっています。
「やっぱり、お前達の仕業だったのか」
「お父さん
「お前達の気持ちは嬉しいが、やった事はとても悪い事だ。わかるね?
お父さんも一緒に謝ってあげるから、ピーマンを返しに行こう」
「うん、ごめんなさい。お父さん!」2人は泣き出してしまいました。
「ピーマン嫌いを隠していたお父さんも悪かったんだ。
みんなに正直に話して、これからは頑張ってピーマンを食べるよ」
お父さんが、にっこり笑って言いました

3人が洞窟を出ようとすると、雨が降り出しました
雨はどんどん強くなって、ひどい夕立になりました。
そして、ものすごい風と雨で、畑の作物に大変な被害が出たのです

ただし、洞窟にあったピーマンは無事でした夕立がやんだ後、
3人でピーマンを運んで行って、みんなで謝りました。
「ごめんなさい。実は…」
ところが、村のみんなはアライグマさんが
ピーマンを守ってくれたと勘違いして、大喜び
「ありがとう。アライグマさん、パーティーでは美味しいピーマン料理を作るよ
こうして、アライグマさんは、ますます野菜作り名人
としての評判を高くしたのです。

さて、野菜パーティーはどうなったでしょう
もちろん大成功でした
アライグマさんは、おそるおそるピーマン料理を食べたのですが、
みんなが一生懸命作った料理がまずいわけありません。
アライグマさんのピーマン嫌いは、いっぺんで直ってしまいました
アライグマさんの畑では、今日も美味しそうなピーマンが実をつけています。
 

いっぺんで好き嫌いが直ったなんて、すごいですよね~


《こちらに載せているお話は、原文とは異なり、内容をご紹介するものです》



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