シルバニ村♪開村計画!!

56*ミケネコの赤ちゃん

迷子の赤ちゃん

森のおはなし ミケネコ赤ちゃん 

おはなし ミケネコ 奥付 

ある朝早く、子ども達は、どんぐり山へ木の実を拾いに出掛けました。
家を出る時、お母さん達が、
「今日は良いことがあるわよ」  と、言いました。
いったい何があるのか楽しみにしながら、せっせと木の実を拾って
みんなのカゴがいっぱいになった頃、どこからか、小さな
泣き声が聞こえました。

声のする方へ行ってみると、栗の木の下に小さな赤ちゃんが
ちょこんと座って、泣いていました
アライグマちゃんが優しく抱き上げて、シマリスくんが木の実をひとつ
あげると、やっと泣き止みました。

「いったい、どこの赤ちゃんだろう」
みんなは、首を傾げました。見たことのない赤ちゃんです。
とんがった耳にくりくりの目に長いひげがあります。
「赤ちゃん、どこから来たの
ウサギちゃんが聞くと、
「おうち」  赤ちゃんは答えます。
「赤ちゃん、お家はどこなの
「大きな橋の向こう」
「大きな橋どんどん橋かしら

子ども達は赤ちゃんを抱いて、どんどん橋へ行ってみました。
でも、どんどん橋の向こうにはクマさんの家があるだけです。
「赤ちゃんのお家はどこなの
また、優しく聞いてみました。
「お池のそば」
赤ちゃんは答えます。
子ども達はキラキラ湖まで行ってみました。

でも、ここには、フクロウさんの家があるだけです。
「赤ちゃんのお家はどこなの
もう一度聞くと、
「木がいっぱいあるところ
そこで、子ども達は、うそつき林まで行きました。
でも、この近くに家はありません。いこいの林にも行ってみましたが、
ここにも家はありません

「赤ちゃん、いったいどこから来たの
子ども達は、もう一度聞きました。
「公園のところ」
赤ちゃんが答えました。
「子ども達は、また赤ちゃんを抱いて、来た道を赤ちゃん広場まで引き返しました。」
でも、この近くにはタヌキさんの家があるだけです。

子ども達は、すっかり参ってしまいました
疲れきって座り込んでしまった子ども達と反対に、迷子の赤ちゃんは、
赤ちゃん広場の遊びの樹を見て大喜び
他の赤ちゃんに混ざって、さっそく遊び始めました。
 
ミケネコ赤ちゃん おはなし

そこに、アライグマさんと、もう一人、初めて見るお母さんがやって来ました。
迷子の赤ちゃんと、そっくりの顔をしています。
「まあ赤ちゃん
そのお母さんが呼ぶと、迷子の赤ちゃんは、嬉しそうに飛びつきました

「こちらは、これからシルバニア村に住む事になったミケネコさんよ」
アライグマさんが、赤ちゃんのお母さんを紹介してくれました。
「はじめまして。私達一家は昨日の夜遅くにシルバニア村に着いたの。
今朝早く、赤ちゃんが一人で外に行ってしまって探していたのよ。
助けてくれてありがとう。これからもよろしくね。」

ミケネコさんは、優しい笑顔で言いました。
橋や池は、前に住んでいた所のことだったようです。
「ミケネコの赤ちゃん、お母さんに会えて良かったね
子ども達もひと安心。
そこに、ミケネコの男の子と女の子もやって来ました。双子の赤ちゃんもいます。
「はじめまして。」
「一緒に遊ぼうよ
お母さんの言っていた良いことは、新しい仲間が来ることだったんですね。

おしまい 



《こちらに載せているお話は、原文とは異なり、内容をご紹介するものです。》
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