シルバニ村♪開村計画!!

57*ミケネコの双子の赤ちゃん

赤ちゃんの心のおしゃべり

森のおはなし ミケネコ双子 

おはなし ミケネコ 奥付 

ミケネコさん一家の双子の赤ちゃんは、まだおしゃべりできません。
でも…実は、まわりの事を全部見て、色んな事を考えているのです。

ある日の事、ミケネコのお父さんは、パン屋さんでパンを焼いていました。
双子の赤ちゃんは、近くのゆりかごに、ご機嫌よく座っています。
お父さんは、オーブンからパンを取り出して、味見にひとつ、ぱくっと
食べました…もうひとつ、ぱくっ…つい美味しくて、全部食べてしまいました

と、その時、お店から
「ミケネコさん、パンください
と、クマさんの声。
慌てたお父さんは、赤ちゃんたちがパンを全部食べてしまった事にして、
後でお届けする事にしました。

双子の赤ちゃんは、心の中でお話します。
(お父さんは、僕達のせいにしてる…)
(あんなにいっぱい食べて、いいなあ…)

またある日、双子の赤ちゃんは、テラスで日向ぼっこ
お母さんは、すぐそばで本を広げて、うたた寝をしています
そこへ通りかかったシマリスさんが声をかけました。

「やあ、ミケネコさん、読書ですか?」
お母さんは、ぱっと目を覚ますと、すまして、双子の赤ちゃんに
本を読んで聞かせていた事にしました。

(お母さんてば、寝てたくせに…)
(おかしいね)
と、赤ちゃんたちは、また心の中でお話しました。

夕方、子ども部屋のベビーベッドで、双子の赤ちゃん達は、お昼寝から
目を覚ましました
台所から、お母さんの声が聞こえます。
「誰か、お母さんの帽子、知らない
「う、ううん、知らないよ」
と、ミケネコくんの声。

しばらくすると…ミケネコ君が、泥だらけになった、お母さんの帽子を持って、
子ども部屋に入って来ました
「あ~あ、探検ごっこに使って、泥んこにしちゃったなんて、言えないよなぁ
双子の赤ちゃんが、砂場遊びで汚した事にしちゃおうかな」

(そんなのひどいよ、お兄ちゃん)
双子の赤ちゃんは、大声で泣き出しました
泣き声を聞いて駆けつけた、お母さんは、泥んこの帽子を見つけました
「お母さん、ごめんなさい
ミケネコ君は、慌てて謝りました。

他にも、双子の赤ちゃんは、おしとやかだと思われているミケネコちゃんが、
本当はでんぐり返りや、逆立ちが得意な事を知っています。

そして、家族のみんなが、ちょっとした事で、少しずつ怒っていて、
「ごめんなさい
を言いたいのに言い出せない、そんな時、赤ちゃんたちが大活躍するのです。

ただニコニコしているだけに見える赤ちゃん達は、心の中で、みんなに話しかけています。
(仲直りしようよ)
(本当は、みんな大好きなんだから)
赤ちゃん達の言葉は、みんなの心に届きます。
すると、いつの間にか、家族のみんなの顔もニコニコしてきて、照れくさそうに
「さっきはごめんね」
と、言い合えるのです。

「怒っている時も、双子の赤ちゃん達の笑顔のおかげで、気持ちが和むね。」
「早く、言葉がわかるようになればいいのに。」
みんなが、双子ちゃんを囲んで言いました。
赤ちゃん達は、ただニコニコ。
でも、心の中では、ちゃんとこんな風に答えているのです。
(みんなが大好きだから、ニコニコできるんだよ)

ミケネコ双子 おはなし

おしまい

なんだか、ほんわかしたお話ですね。
ずいぶんと時間が掛かってしまいましたが、ミケネコ一家のおはなしが、
やっと終わりました。

ミケネコさん家をどのお家にするかは、まだ決まっていないので、
そろそろ決めないとなぁ~。


《こちらに載せているお話は、原文とは異なり、内容をご紹介するものです》



関連記事

PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 
 

トラックバックトラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)