シルバニ村♪開村計画!!

58*ネズミ(白耳)のお父さん

粉屋さんは、大忙し

森のおはなし ネズミ(白耳) 父 

森のおはなし ネズミ(白耳) 奥付 

シルバニア村の水車小屋からは、いつもゴトゴトと、粉をひく音が聞こえてきます。
水車小屋の中で、真っ白になりながら、忙しく働いているのは、ネズミのお父さん
小麦やとうもろこしから、粉を作るのが、ネズミさんの仕事なのです。

ある日の事、ネズミさんが粉をひいていると、子ども達がやってきました。
「おや、どうしたんだいみんな揃って。」
「お父さん、忘れちゃったの今日はみんなに
粉引きの仕事を見せてくれるって約束だったじゃないか。…」
「やあ、そうだったね。忙しくて、忘れてたよ。」

ネズミさんは、毎日忙しくて、つい子ども達との
約束も忘れてしまったのです。
さらに、ネズミさんは、ネコさんに粉を配達した事を忘れて、
また配達に行ってしまいました
そこで、たまには、ゆっくり気持ちを休めようと、
次の日曜日に久しぶりに村のみんなを呼んで、パーティーをする事に決めました。

そう思いつくと、ネズミさんは、さっそくその事を家族に話しました。
お母さんも子ども達も、びっくりした様子ですが、
ネズミさんが熱心にすすめるので、みんなでパーティーの準備を始めました。

まず、ネズミさんは、村中の仲間達に招待状を出しました。
村のみんなも驚いたようですが、もちろん、全員喜んで出席します

さて、日曜日。
ネコさんは、焼きたてのパンを持ってきてくれました。
ウサギさんは、自慢の果実酒
シマリスさんは、きのこのパイ。
それぞれが得意なものを持ち寄って、ネズミさんのパーティーの始まりです。

「みなさん、今日はようこそ。最近、僕は忙しすぎだよ。
こんな風にみんなとゆっくりするのは、何ヶ月ぶりだろうね。」
ネズミさんがそう言うと、思わずみんな笑ってしまいました。
「一週間ぶりじゃないかきみは、この前の日曜の時もそう言ったよ。」
その言葉を聞いて、ネズミさんは目をパチクリ
「この前の日曜にも、パーティーしたっけ

忙しすぎるネズミさんは、先週パーティーを開いた事も忘れていたのです。
「まあ、楽しい事は何回やっても良いじゃない。」
ネズミのお母さんや、子ども達は大きくうなずきました。
が、お父さんだけは、いつまでも照れくさそうに笑っていましたとさ。

おしまい


《こちらに載せているお話は、原文とは異なり、内容をご紹介するものです》
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